代表取締役
五十嵐 千洋 様
専務取締役
清水 祐子 様
〇 symphony との取引で生まれた変化や気づき
五十嵐社長
2004年に創業以来、お茶に関して商品開発とサービスの提供をしています。
日々の業務の中で事務経理にかかる時間は全体的に大きなものです。
そこで、当社は事務経理作業の効率化を図りたいと考え symphony さんに事務経理の作業を依頼しました。
依頼したことで時間の効率化が図れ、精神的なゆとりも生まれました。
作業だけでなく経営に関して打ち合わせする時間もあり、会計専門の方の数字の捉え方など学びがあります。
また、人事労務面についても情報提供をして頂けるので安心感があります。
symphony さんには対応の丁寧さを感じています。
事務的な一方向のやり取りではなく、当社とのコミュニケーションを大切にしてくれます。
話題も多岐にわたり、その中でいろいろとチャレンジをされている symphony さんを知ることもできるので、刺激を貰っています。
業務を依頼したことによる安心感を他の経営者に向けてお伝えするならば「思う存分に相談頂ける会計事務所です」という言葉が浮かびます。
〇経営で心がけていること
五十嵐社長
当社の経営においては、ホームページの活用を実践しています。
“しっかり集客をするため” 及び “お客さまに喜んで頂くためのホームページ”これがホームページ設計の根底にあります。
また、人材採用にもホームページは効果を発揮しています。
当社に入社してくれる社員は、必ずしも最初からお茶好きとは限りませんので、人材採用には、基本的な能力、スキル、人柄、コミュニケーション能力を重視するようにしています。
ホームページは、こちらが発信したいことを反映し易いので活用甲斐のあるツールです。
お客様から信用頂くための機能を持たせる事もできるし、バックエンド業務を包括的に機能させるシステムにもなります。
そこで、ホームページの運営の労力を少なくできるところは少なくして効率化を図ります。強化するポイントと省くポイントのバランスを取ることができれば、お客さまに喜んで頂くためのホームページになるものと考えています。
また、当社はお客様との面談時にも料金を頂戴しています。それでもそれ以上の価値を見出し、当社を選んで頂けるのは本当に有難いことだと思っています。
今後の経営は、基本的にこれまでの実践を積み重ねていきたいと考えています。その中で大切にしている問いは、「得意な分野は何であるのか?」ということです。
この問いに応えられる商品・サービスの提供方法を必死に模索していきたいと思います。
「いかに頭を使い経営していけるか」これが取り組むに値するテーマです。
清水専務
経営課題の一つは、既存のお客さまとの関係を深めていくことです。
現時点では他社の動向を研究するよりも、今のお客様のニーズを深め捉えていくことの優先度が高いです。
ただお客様に接するのではなく、一層お客様のことを聴いていく姿勢に価値を置いています。
そのためには、相手方に純粋な興味をもつことが大切です。お客様も全国におりますので、できることは沢山あります。
アフターサービスも魅力的にしていきたいと思います。
〇今後の展開に向け、備えていること
清水専務
この4月から取締役を拝命しました。入社してから3年目となりました。
当社と出会うまでは、お茶で身近なものはペットボトルのお茶でした。
いざ業務に携わると、お茶の種類の多さに驚くばかり。
知識が深まると、そこを起点にさらに広がりの出る魅力がお茶にはありました。
つい先日まで1か月近くかけてお客様とオリジナルのお茶開発に取り組んでいました。
お茶の魅力があればこそで、長期のプロジェクトを終えての達成感はかけがえがありません。
商品開発以外にも当社はお客さまのオペレーションまで心を配ります。
お客さまが店舗でお茶を使われるとき、現場のオペレーションがどのような工程を踏むのかを聴きとり、そしてイメージを膨らませることが肝要です。現場のオペレーションに想いを馳せてつくり上げるスタンスは当社が重視していることです。
現在はお茶の知識を重ねながら、役員として、マーケティングと経営の知見を得て実践をしています。五十嵐(社長)からは叱咤激励のインプットを頂く日々です。
五十嵐社長
清水(専務)が、経験したこの1か月間の商品開発は、私もめったに経験しなかったボリュームでした。併せてこれからは、マーケティングに経営戦略をも頑張って貰いたいです。
清水(専務)は、製造管理のシステム構築にも取り組んでくれました。これをベースにして当社はさらなる高みに行きたいと思います。オンライン上でのシステム化、IT化、外注化の実現ができつつあります。このような業務プロセスのシステムを構築できることが当社の社員の理想像です。
現在、おかげさまで社内の仲間も増えました。創業当初は、私一人で人海戦術(笑)のようなもので、日々動き回っていました。いまではスタッフが現場をまわしてくれるので余力が出てきました。
清水専務
私は、いかに五十嵐(社長)の手を空けるかを課題にしています。五十嵐(社長)へは “このシステムを利用して、社内に業務を振り分けて下さい” とお願いできるような段取りを工夫しています。
私から見える会社の全体像も大切だと考えています。
五十嵐社長
経営に関わるクリエイティブなことは私で、それらアイデアを実行まで落とし込んでくれるのが清水(専務)です。
どの様な人にも、得手不得手があります。仕事は“経験、学習、センス”の3つの要素を生かすことが重要です。中でもふたつ目の“学習”については、私が社員に伝えていける部分もあると思います。私は伝え方に気を配りますが、受け取る側である社員も補ってくれる関係があると考えます。急いで走ることもなく、確実にできている部分が当社にはあるのです。他社の動向も大切かもしれませんが、わたし自身も学びを深めていくことにも目を向けたいと思います。そして社員の個性を生かしながら歩んでいきたいと思います。
〇中長期的な夢、および日々の積み重ねについて
五十嵐社長
実店舗をもって物販にも取り組みたいです。このチャレンジから得られる知見は、お客さまへの業務提案にも生かせるはずです。そして当社が店舗を有する実績はお客さまにとっても安心につながるものと考えています。
また、オンライン上でお茶のブレンド教室を行ってみたいと思います。一般のお客様と繋がれるような機会を持ち、その場を楽しみたいのです。そしてそれを次の商品やサービスの開発に活かし、さらなる改善に繋げていきたいです。
また、可能性を広げるならば自社製品を持って海外への展開もしてみたいと思います。
想像するとワクワクします。
先にも挙げましたが既存のお客さまとのコミュニケ―ションを深めていく方法も引き続き研究を重ねてきます。
すでにお取引を頂いているお客様には誠実に向き合っていきます。
清水専務
経営の勉強、座学は正直苦手かもしれません。しかし、学んだことが実際の日常でどのような現象として表れているのかを確認できるのは当社の醍醐味です。
日常でいうならば、友人や仕事の懇談で確認をしてみたり、電車の中吊りをみてイベントに足を運んでみたりと動く実践が大切です。学びと現場の接点が気になるのは以前マネージャーをしていた経験からくるものかもしれません。五十嵐(社長)が申し上げたとおり、やれることは沢山あります。