「知らないことを知らない」を脱する方法
人が学びを深めるにあっては、4つの段階があると言います。
- 知らないことを知らない
- 知らないことを知っている
- 知ってることを知っている
- 知っていることを知らない
最後の段階になると、武芸者が自然に心身を動かすような域ではないかと思います。
経営をとりまく知らないこと
「ひと・モノ・お金・情報」を整えることが経営には大切…そのように言われています。確かにその通りですが、先にあげた ” 学びの4つの段階 ” を当てはめてみましょう。
すると実は 知らないことには気が付けない という最初の段階が最も難しいことがわかります。
疑問を持ち、質問する勇気
自分が知らないことに気が付くには、子どものように純粋な気持ちを大切に、疑問を持ち、質問する勇気が必要になってきます。
そして、どのような質問をすればよいのでしょうか。下記にお客さまからよくいただく経営に関する質問事項をチェックリストにしました。
まずは、知らないことに気が付くヒントになればうれしいです。
□ ひと 編
― 社員のモチベーションを上げるには
― 会社の会議を活性化する方策にはどのようなものがあるか
― 目標に向かって動く社員はどのように育つか
□ モノ 編
― 海外展開をするにはどのような手続きがあるのか
― 借り入れが良いかリースが良いか基準はあるのか
― 会社のコストを下げる方法にはどのようなものがあるか
□ お金 編
― 資金繰りの相談をしたいが、何から手をつければよいのか
― 決算前に節税対策や決算対策にはどのようなものがあるのか
― 税務調査があった場合の事前対策にはどのようなものがあるのか
□ 情報 編
― 経営計画書の作成方法について
― 数値以外に経営にはどのような検討要素があるのか
― 就業規則など労務関係で注意する事項は
― 給与体系や評価システムに参考基準はあるのか
― 事業承継の具体的な方法はどのようなものか
― 将来の相続に向けて事前の対策を練るには
第三者(セカンドオピニオン)に尋ねることも有用です
病を患った時、主治医の判断だけにとどめず、別の医師を紹介いただき、もうひとつの診断(見解)をいただくセカンドオピニオン。医療技術の発展、情報の増加によりセカンドオピニオンの利用者も増加傾向のようです。
セカンドオピニオンのよいところは、別の医師に診断だけしていただき、処方や治療は主治医にひきつづきお願いできるという点にあります。
ご自身の経営方法に疑問が浮かんで来たら、ぜひ経営のセカンドオピニオンも検討ください。
いかがでしたか。あなたにとってなにがしかのヒントになればうれしいです。
税務は法人税、所得税、相続税と多岐に渡ります。税理士も得意分野、不得意分野がありますが、企業サイドではそれがわかりません。
また、「顧問税理士は税務申告はやってくれるが経営の相談はあまりのってくれない。できれば経営について一緒に考えてほしい。」などの要望が広がってきております。
symphony は国から経営革新等支援機関に認定されており、豊富な経験と実績により、税務のみならず経営や労務までをも含んだ解決の糸口をご提案します。
税務会計の顧問税理士はそのままでも構いません。 symphony をセカンドオピニオンとしても是非ご活用ください。
お客さまの声